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優れた時計と同じように手触りの良いパワフルなフォルムに純粋な機能を備えています。

ほぼすべてのアイコンのステータスは、その遺産の上に築かれています。クロノグラフ1は911をデザインしたフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェによって設計デザインされたものです。文字盤は911のダッシュボードのメーターから着想を得ており、時間を伝えるだけでなく、最速のラップから日々のラリーまでの時間を測定するのに役立ちます。

ブラックアウトというコンセプトはほかのブランドでも試みられたものですが、ポルシェデザイン クロノグラフ1はフォルム、機能、視認性の高さを融合させた先駆者でした。ほかの真のアイコンと同様、このモデルも時代の最先端を行くものであったため、発表と同時に賛否両論が巻き起こりましたが、今日クロノグラフ1は不朽の名作として語り継がれています。そこでHODINKEEとポルシェデザインがコラボレーションし、350本限定のトリビュートモデル、

コラボレーションのためにHODINKEEらしいタッチをほんの少し加えただけで、新しいクロノグラフ1はよく見慣れたものになっていると思います。実際あまり紹介する必要もないと思いますが、簡単に見ていきましょう。

1972年、クロノグラフ1がF.A.ポルシェによって設計されたとき、それは実用的なツールであり、物議を醸すような時計ではありませんでした。当初この時計は選ばれた従業員だけが着用する時計として作られたのです。しかし、すぐに噂が広まり、ポルシェ愛好家たちが自分のものとして欲しがるようになりました。やがてこの時計は一般に向けて発売され、インスピレーションの源となった911と同様にポルシェ正規販売店で販売されました。その後、クロノグラフ1は幾度かのモデルチェンジを経験し、ポルシェデザイン50周年を記念して2022年にオリジナルに忠実なオマージュとして復刻されています。

F.A.ポルシェの仕様にほぼ忠実でありながら、現代向けにアップデートされています。スイスのゾロトゥルンにあるポルシェの時計工場で設計、開発、製造されました。その際にF.A.ポルシェが現代のリリースに向けてどのような改良を加えただろうかと想像を巡らせました。その答えは? 改良の余地はほとんど無いという結論に達しました。アイコンを改良するのは難しいのです。

オリジナルのクロノグラフ1のデザインをリフレインしながら、ケースは直径40.8mm、厚さ14.15mmに。それとマッチするように装着されたブレスレットは、耐久性に優れた超軽量チタニウム製で、マットブラックのチタンカーバイドコーティングが施されています。ヴィンテージ911の雰囲気をより現代的な仕様で再現しようとするポルシェ愛好家の最近のバックデート志向のように、クロノグラフ1 HODINKEEモデルのスーパールミノバ®は、文字盤のインデックスの方が針よりもやや濃い、レトロ風の色合いを帯びています。この微妙な調整により、オリジナルの文字盤の経年変化に慣れ親しんだヴィンテージ・クロノグラフ1の愛好家にとって、この新しい時計はより親しみやすいものとなっています。

ダイヤルにはオールドスクールなポルシェデザインのロゴとフォントが使用され、アメリカ市場への敬意を表して「1 Mile」グラフィックが再現されています。6時位置の「H」は、文字盤上で唯一ホディンキーにちなんだもので、軍用モデル「3H」に使用された1972年のポルシェデザイン・レッドで表現されています。

日本のポルシェデザインとHODINKEEファンコミュニティへのオマージュでもあります。そのため、3時位置のデイ&デイト表示は英語と日本語に対応しています。クリックとリューズを数回回転させるだけで、どちらの言語で表示されるかを選ぶことができます。

ダイヤルデザインは、上部に30分積算計、下部に12時間積算計、9時位置にランニングセコンドを配した、アイコニックな6-9-12サブダイヤルレイアウトを継承しました。しかし今、そのボンネットの下には、超高精度のポルシェデザイン・キャリバーWERK 01.140が搭載されています。このムーブメントは、歴史的なポルシェデザインのロゴ、レタリング、限定ナンバーを示すチタン製のクローズドケースバックの裏で安全に収納されています。また、HODINKEEの名前とアイコン、「2024」という年、そして「TRILOGY – CHAPTER 1」という刻印が施されています。

初代911や1972年のポルシェデザインの黎明期のように、HODINKEEの新しいクロノグラフ1限定モデルは、物語の始まりに過ぎません。しかし、この新しいクロノグラフ1がアイコンになるかどうかを決めるのは、時計自体ではなく、それを身につける人々と彼らがそれを使って行うことなのです。

シーファラーは、海、砂浜、そして太陽の情景を思い起こさせる時計です。

モダンなカレラでありながら、私たちが特に愛するヴィンテージホイヤーのデザイン哲学をしっかりと受け継いだ1本です。このコラボレーションでは、1968年のカラーリングとベゼルデザインをそのままに、タグ・ホイヤーの現代的な魅力が見事に融合されています。

1940年代後半から、ホイヤーはレーサー、パイロット、冒険家、そしてアウトドア愛好者のためにツールウォッチ、つまり特定の目的に特化したクロノグラフを製造することを使命としていました。これらの時計の一部は、アバクロンビー&フィッチを含む小売パートナー向けにホワイトラベルで提供されていました。約1世紀前、アバクロンビー&フィッチは自らを「世界一のスポーツ用品店」と謳い、テディ・ルーズベルト、アメリア・イアハート、アーネスト・ヘミングウェイといった著名なアウトドア愛好家たちを装備で支えていました。ニューヨークにある巨大な旗艦店には、かつて若き日のジャック・ホイヤーが担当していた時計部門があり、1940年代初頭、ホイヤーはこのニューヨークの小売店向けに、防水ケースに収められた高級なスリーレジスタークロノグラフの製造を開始しました。それはまさに冒険にふさわしい時計だったのです。

1947年か1948年頃、アバクロンビー&フィッチからホイヤーに対して、ジョン・オールデン・ナイトのソルナー理論を活用した時計デザイン依頼がありました。この理論は、太陽と月の位置に基づいて、魚や獲物が最も活動的になる時期を予測することができます。また、月が潮汐を支配しているように、この概念は海での潮の満ち引きの時期を予測するのにも役立ちます。ナイトは毎年、狩猟や釣りに最も適した日や時間を示す一連のチャートを発表していました。

当時のアバクロンビー&フィッチの社長であったウォルター・ヘインズは、この理論を活用したタイドインジケーターを備えた時計のデザインに関する特許を取得し、シャルル・エドゥアール・ホイヤーに手紙を書き、この新しいデザインの製造を依頼しました。

ジャックの高校時代の物理教師の助けを借りて、ホイヤーは情報を正確に記録する複雑機構を開発することができました。それは、29.5日の月の周期のちょうど2倍の期間である59日ごとにゆっくりと回転する文字盤を備えたものでした。

タイドインジケーターは、4時位置に追加されたプッシャーを簡単に操作することで、地元の潮汐表に合わせて更新することができました。最初のモデルは、控えめなクリーム色の文字盤と、6時位置に配置されたテクニカラーの太陽の文字盤を備え、これが日中に回転して満潮と干潮の時期を示すものでした。こうして、ソルナーが誕生します。

この新機能は予想通り、非常にニッチなものでした。しかし、発売後すぐに、ホイヤーが開発したデザインと技術は、アバクロンビーの依頼により、3つのレジスターを持つクロノグラフ機能と組み合わされました。通常9時位置にあるはずのランニングセコンドレジスターの代わりに、ホイヤーはソルナーのタイドダイヤルを搭載。クロノグラフと組み合わせることで、3時位置には青と白のレガッタタイマーが追加され、より多くの水上冒険に対応することができました。このタイドクロノグラフはアバクロンビー&フィッチによってシーファラーという名前で販売され、ホイヤーのマルチパーパスクロノグラフの新時代が幕を開けたのです。

約10年間、シーファラーの基本的な美学は大きく変わらずに保たれていました。しかし、ホイヤーのヴィンテージカタログのなかで、このブランドの変遷を最もよく示している時計はシーファラーかもしれません。他のアイコニックなモデルとは異なり、シーファラーは専用のケースが与えられることはありませんでした。次の20年間で、文字盤の色、ベゼル、ケースの形状やサイズが変化し、1960年代の終わりにはよりモダンでスポーティなスタイルにシフトしていきました。

1968年、ホイヤーはオリジナルシーファラーの最終バージョンを製作。頑丈なオータヴィアのコンプレッサーケースを採用したシーファラーRef. 2446Cは、100mの防水性能を持ち、これまで以上に海にふさわしい時計となりました。文字盤はダークアンスラサイトグレーで覆われ、回転式の分ベゼルが追加され、タイミング機能がさらに強化されました。タイドインジケーターは、日中の満潮と干潮の時間を視覚的に示す二色の青色を採用。シーファラー Ref. 2446C は、シーファラーの最後のバージョンとなり、それが今日まで続いています。

過去と現在のタグ・ホイヤーの魅力すべて
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ シーファラー × Hodinkeeは、私たちのお気に入りであるシーファラーのリファレンスを現代的で頑丈かつ魅力的に再解釈したモデルです。シーファラーには専用のケースが存在しなかったため、この限定版をオータヴィアスタイルのケースではなく、42mmのカレラ グラスボックスケースに収めました。このドーム型サファイアクリスタル風防は、ヴィンテージのプレキシガラスのプロファイルを再現しつつ、耐久性と透明度が大幅に向上しており、水上での使用において重要な要素となっています。

オリジナルのカラースキームに忠実に、ブラックオパーリンの文字盤には、レガッタとタイドサブダイヤルにスカイブルーとロイヤルブルーの色合いがアクセントとして加えられています。カレラはベゼルがないケースであるため、オリジナルの美学を保つために、ブラックオパーリンの見返し内にベゼルを移動させました。

よく見ると、シーフェアラーのロゴは6時位置のサブレジスターに移され、後期のリファレンスの特徴的なブロック体からインスピレーションを得たカレラのフォントが使用されています。後期のシーファラーRef.2446Cのフィーリングはそのままに、未来に目を向けるタグ・ホイヤーの精神を尊重し12時位置に現在のタグ・ホイヤーとカレラのロゴを配しました。そして、現行のカレラモデルから日付窓が取り除かれたことにお気づきでしょう。

最後に、この時計にはブラックのテクスチャード・ラバーストラップが装着されており、海上での使用にも適しています。この時計は、まさにタグ・ホイヤーの過去と現在のすべてを体現しているのです。

ダイヤル
オリジナルのホイヤー シーファラー Ref.2446Cにインスパイアされたこのコラボレーションは、1968年のオリジナルのカラースキームとベゼルスケールを現代風にアップデートして維持しています。時計にはブラックオパーリンの文字盤が採用されており、内側の見返しには60秒スケールがあります。3つのサブレジスターはスカイブルー、シルバー、ホワイトの見事な組み合わせが特徴で、これはヴィンテージ後期のシーファラーを彷彿とさせます。9時位置にはタイドダイヤル、30分のヨットタイマーダイヤル(ヨットレースの5分間隔で分割)とランニングセコンドのサブダイヤルが配置されています。

グラスボックスコンセプトの未来志向を反映し、12時位置には現代のタグ・ホイヤーとカレラのロゴが施されています。オリジナルへのオマージュとして、6時位置には新たにデザインされたシーファラーのロゴが。文字盤は、昼間は白く、夜間は緑に光るスーパールミノバを施した磨き上げられたスティール製インデックスと針で強調されています。

ケース
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ シーファラー × Hodinkeeは、繊細なサテン仕上げが施されたステンレススティール製の42mmのカレラ グラスボックスケースに収められています。ラグ幅は22mm、ラグからラグまでの長さは48.6mm、厚さは14.4mmです。クロノグラフのプッシャーはケースの右側に配置され、新たに「TIDE」プッシャーが左側に設けられています。

すべての時計は100mの防水性を確保するために、水中での耐圧テストが実施されています。ケースバックには、このコラボレーションを記念して「TAG Heuer x Hodinkee」の刻印と、限定版の個別番号XXX/968が施されています。

ブランド10番目の“基本発明”にあたるナノ・フドロワイアントEWTを発表した。

この時計は圧巻の仕上がりだ。同ブランドの発明や功績を称えるインヴェンション ピースシリーズにはトゥールビヨンが頻繁に採用されており、この時計にも同機構の姿が見られる。ダブルトゥールビヨン 30°から始まった軌跡の集大成として登場したこのモデルは、驚くほど着用しやすいモノプッシャー式クロノグラフ(フライバック式で、同社初のクロノグラフとなる)に初のフライングトゥールビヨンを搭載しているが、注目すべき点はそれだけではない。

タンタル製ベゼルとスケルトンケースバックを備えた直径37.9mm×厚さ10.49mmのホワイトゴールド(WG)製ケースを使用したこのモデルには、2万1600振動/時で駆動するトゥールビヨンケージに基づき6分の1秒単位の表示を行う常時作動のフドロワイアント秒針(または“ライトニング秒針”とも呼ばれる)も搭載されている。この機構は垂直方向を保ちながら60秒で1周するトゥールビヨンに直結する。トゥールビヨンの振幅を直接伝えることで通常のフドロワイアント輪列の余計な部品を省き、ムーブメントの小型化(直径31mm)と部品数の削減(合計428パーツ)に成功している。

厚さはわずか10.49mmしかない。

もちろん限界もある。たとえばクロノグラフ作動時のパワーリザーブは、24時間しかない(クロノグラフ非作動時の総パワーリザーブは公表されていない)。そしてもうひとつ挙げると、この非常に高価な46万5000スイスフラン(日本円で約8200万円)のナノ・フドロワイアントEWTは冗談抜きで11本しか製造されないことだ。しかしすべてのモデルに、コレクターのあいだで長年定評があるグルーベル・フォルセイならではの手仕上げが施されている。

金額や入手困難な点を気にしないなら、このモデルは今年発売された時計のなかで私が手に入れたい時計のトップ3に入る。銀行強盗をして信じられない金額を手に入れたかのような興奮で汗をかきつつ、存在しない上限額のクレジットカードを差し出したくなる最初の時計になるかもしれない(いや、実際にこの時計を手に入れるために襲うべき場所は銀行ではないだろうが)。

値段のことはちょっと脇に置いておこう。ビンス・マクマホン(Vince McMahon)氏のネットミーム(アメリカのプロレス団体WWEのCEOであるビンス氏が、興奮や驚きを次第に強めていく様子を切り取った一連の画像。彼が徐々に驚き、最後には大興奮で椅子からのけぞるようなリアクションを見せる)を見たことはあるだろうか? 同僚にこの時計のことを説明した際、まさにそのミームのような反応をされた。大きさがたった37.9mm? それだけでも注目に値する。厚さがわずか10.49mmだって? 気に入った。モノプッシャークロノグラフ? なんとしても欲しい。さらにフライングトゥールビヨンと、トゥールビヨンケージに直接取り付けられたフドロワイアント秒針? もう何の話をしているのかわからない! これはまさに驚異的だ。

先に述べたとおり、サイズだけでもこの時計は特筆に値する。厚みはわずか10.49mmだが、ラグの位置や形状、長さのために手首につけると少し浮いたような感じがする。タンタル製の外周リングにサファイアクリスタルを備えたケースバックが背面に立体感を与え、さらにタンタル製ベゼルとドーム型風防もフォルムに奥行きを加えている。直径はややモダンな印象だが、手首で少し高く見える点はパテックのRef.5004(厚さ12.8mm)を彷彿とさせる。ただ、どちらも毎日つけていたいくらい素晴らしい。

ベン・クライマーにこの時計について話したところ、これは時計愛好家、特にグルーベル・フォルセイのターゲット層が10年以上前なら熱狂したであろう時計だと彼は言った。私見だが、ここ数年でグルーベル・フォルセイへの注目はやや薄れているように感じる。今取り上げているのは約54万ドル相当の時計なので、顧客数が非常に限られているのは事実だが、この価格帯の時計を買う人は意外といる。それでも過去2年間にわたり、高級時計コレクターの集会のために世界中を飛び回ってきたなかで、実際に手首にグルーベル・フォルセイをつけている人を目にしたのは2回だけだった。そしてそのどちらも、今月初めにシンガポールで開催されたIAMWATCHでの出来事だった。いったいこの会場で何が起こっていたのだろうか?

グルーベル・フォルセイはここ数年、購買者が各々のPRによって耳目を集める有名ブランドに流れていくなかでブランドとしてのアイデンティティを見失いかけていた。同ブランドは急速に製造数を拡大し、2021年の年間130本から翌年には2022年には260本に倍増した。また(短期間であったようだが)よりシンプルなモデルを投入してより広範な層への参入を試みたが、そうした製品でさえ驚くほど複雑な構造を持ち、価格は数千万円に達していた。さらにグルーベル・フォルセイには、異なるふたつのデザイン言語が存在する。

コンヴェクスラインはより現代的な購買者を引き付けるかもしれないが、リシャール・ミルと競合することになる。リシャール・ミルは(品質や時計製造技術は別として)同じ価格帯で同様のニーズを満たし、年間5600本以上の生産量により比較的入手しやすいブランドとなっている(とはいえ入手が容易なわけではないが)。しかしこの時計はまさに今のグルーベル・フォルセイに必要なものであり、そしてあらゆる面で圧倒的な存在感を放っている。

稲妻のようなスピードで動く針をぜひ見て欲しい。

グルーベル・フォルセイの“ナノメカニクス”や“ナノジュールス単位”でのエネルギー管理については、今回は深く触れないでおこう。その真偽を確かめるには情報が足りず、単なるマーケティング用語となっている可能性もあるからだ。理解を深めるには、スティーブン・フォルセイ(Stephen Forsey)氏にフォローアップで話を聞く価値があるかもしれない(実現するかどうかは今後わかるだろう)。

しかし2万1600振動/時のテンプによって直接駆動され、1秒を6分割して動くフドロワイアント秒針(私が好む複雑機構のひとつだ)という点だけでも、これは驚異的な成果だ。グルーベル・フォルセイによれば、従来のフドロワイアントは1回のジャンプで30μJ(マイクロジュール)を消費するが、ナノ・フドロワイアントは1回のジャンプで16nJ(ナノジュール)しか消費せず、圧倒的な効率化を実現しているという。

グルーベル・フォルセイらしいデザインで、クロノグラフのコラムホイールからフロスト加工、鏡面研磨、面取りに至るまで、ナノ・フドロワイアントEWTに搭載されたムーブメントの各パーツは完璧に仕上げられている。最初はブリッジの配置やサイズがクロノグラフに期待される歯車やレバーの存在感を損ねていると思ったが、時間が経つにつれてそのシンプルさが美しいことに気づいた。

おそらくこれはグルーベル・フォルセイがこれまでに手がけたなかで最も複雑なモデルだが、ファンを熱狂させるような時計はこれにとどまらず今後も登場し続けるだろう。この時計の値段は驚くべきものだが、今年見たなかで最もクールかつ印象的な時計であり、手に入れられるのは選ばれし11人だけだ。

グルーベル・フォルセイ ナノ・フドロワイアントEWT。直径37.9mm、厚さ10.49mmのWG製ケース、タンタル製のベゼルとケースバックリング。30m防水。ゴールド製の多層ダイヤル、ロジウムカラー、エングレービングが施されたブラックラッカー仕上げの時表示リングと分表示サークル、トゥールビヨンが覗く開口部、ゴールドのスモールセコンドとクロノグラフミニッツカウンター、ポリッシュ仕上げの面取り。フロスト仕上げのフドロワイアント、秒単位の目盛りとブラックラッカー仕上げ。時・分表示、ワンミニットフライングトゥールビヨンと連動するライトニング秒針、モノプッシャークロノグラフ。2万1600振動/時で動作する手巻きムーブメントのクロノグラフ作動時のパワーリザーブは24時間。動物素材不使用の手縫いストラップ。WG製ピンバックル、手彫りのGFロゴ入り。価格46万5000スイスフラン(記事掲載時約54万ドル/日本円で約8200万円)。限定11本。

フェンディの厚底スニーカー「フェンディ マッチ」が新登場。

「フェンディ マッチ」プレイフルな新作スニーカー
フェンディスーパーコピー マッチ」プラットフォームスニーカー 207,900円
「フェンディ マッチ」プラットフォームスニーカー 207,900円
「フェンディ マッチ」新作スニーカーは、2021年に発売されたオリジナルモデルをベースに、5cmのプラットフォームソールと小さめの「FF」ロゴ、そして取り外し可能なチャームを加えてアレンジを加えた厚底スニーカー。ホワイトやピンク、ミントグリーンといったクリーミーなカラーとポップなディテールによる、プレイフルな表情が魅力だ。

「フェンディ マッチ」プラットフォームスニーカー 207,900円
「フェンディ マッチ」プラットフォームスニーカー 207,900円
「フェンディ マッチ」に付属するミニチャームは、ふんわりとしたポンポンを配して人形のように仕上げたチャームと、「ペカン」ストライプタグ付きチャームの2種。アッパーのカラーと連動したマルチカラーのシューレースに取り付けて、大胆なアクセントをプラスすることができる。
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【詳細】
「フェンディ マッチ」プラットフォームスニーカー
発売日:2025年7月17日(木)
展開店舗:フェンディ直営店、フェンディ公式オンラインストア
価格:207,900円

【問い合わせ先】
フェンディ ジャパン
TEL:0120-001-829

今回の新作UR-150は時計としての革新性ももちろんすごいが。

新作UR-150を説明するには、“よりワイドなレトログラード表示”と表現するのが適しているかもしれない。ウルベルクの特徴であるサテライトディスプレイは通常120°の弧を描くが、このモデルでは240°に広がっている。では、これは何を意味するのか? まず、サテライトディスプレイ全般の仕組みを解説しよう。サテライトディスプレイは時計回りに進むが、時間が経過してもディスク自体が回転するわけではない。赤いフレームの先端には矢印が付いており、文字盤外周にあるミニッツトラックを指して時間を示す。そして分針が60分に近づくと、フレーム全体が勢いよく0に戻り、ディスクが進んで次の時間をフレーム内に表示する仕組みだ。

秒表示がないため、分目盛りを広く配置することで視認性が向上している(これはムーブメント自体の精度ではなく、読み取りの精度の話だ)。つまり、分表示がより読み取りやすくなっているのだ。時間の設定は12時位置のリューズで行うのだが、その操作は非常に触覚的な体験だ。リューズを操作するとムーブメント全体がゼロに戻るスナップを実際に感じ取れる。通常、12時位置にリューズを配置するのは扱いづらいものだが、リューズは大振りなサイズで操作性のバランスがよく、なおかつ邪魔にならない位置に収まっている点が秀逸だ。

この新作での主な功績は、新しいムーブメントが文字盤上の表示範囲を広げたこと自体ではなく、その実現方法にある。ここはウルベルクのフェリックス・バウムガルトナー(Felix Baumgartner)氏に説明を任せよう。

「すべてのサテライトを駆動し、時針を誘導し、各要素が正確なタイミングでジャンプするようにするために、新しいサテライトコンプリケーションシステムを設計しました。このシステムは、サテライトとベースムーブメントのあいだに配置されたフライングホイールとピニオンを中心に構築されています。これがカムの“ガイディングスレッド(動きを導く指針)”を読み取り、追従します。そのため従来のマルタ十字に基づく装置を、カムとラック(土台)システムに置き換えました。この新しい設計には非常に特殊なバネの開発が必要で、その製造は自社工房で独自に加工する必要がありました。この動きの躍動感をより視覚的に楽しめるようにするため、通常の60から0の目盛り間の距離を2倍に拡大しています」と、彼は語る。

より興味深いのは、視認性の向上が主目的ではなく、ムーブメントの技術的な成果を強調するという意図の副次的な効果だったという点だ。これらの動作はわずか100分の1秒と、一瞬で完了する。これについてサソリの一撃のようだとブランドは表現している。そしてカルーセルアームに取り付けられたウェイトは、これまでで最大のサイズを誇るだけでなく、このスナップ動作の力をバランスよく制御するために不可欠な要素となっている。

同ムーブメントは自動巻きだが、巻き上げの速度や使用時に発生する衝撃、さらにはムーブメントが動作する際の力を抑えるため、ブランドは二重のタービンシステムを採用している。そしてこのタービンが、衝撃を吸収する仕組みだ。とはいえ何よりも印象的だったのは、ムーブメントの裏側の見た目だ。文字盤側からも多くのメカニズムが見えるが、裏側から見えるローターのデザインはこれまで見たどの時計とも違う独特なものだった。

この時計は有機的なドーム型形状と横から見たときのプロファイルが特徴で、手首にフィットして快適に着用できる。ケースはサンドブラスト仕上げとショットブラスト仕上げが施されたチタンおよびスティールで構成され、ふたつの異なるモデルがそれぞれ異なるカラーで仕上げられている。どちらのモデルも50本の限定生産である。

昨年、シンガポールで両モデルを目にする機会があったが、撮影したのは下に掲載した“ダーク”モデルのみだ。このモデルはアンスラサイトカラーのPVD処理が施されたケースと赤いフレームの分針が特徴である。光の当たり具合によって、ダークのブラックアウトされたケースが少しグレーがかった印象を与えることもあるが、PVD加工のない“タイタン”モデルは、基本的にこのグレーの色味となっている。

下の写真だけ見ると時計があまり手首にフィットしていないように見えるかもしれないが、それはウルベルクが非常に長めのラバーストラップを標準で提供しているからだろう。おそらく、9インチ(約22cm)の手首サイズでも、箱から出したまま特に問題なく装着できるのではないだろうか。写真を撮っていないときに、ストラップを調整して7.25インチ(約18.4cm)の自分の手首にしっかりフィットさせてみたところ、ぴったりと手首に沿った。実際、これまで着用したウルベルクのなかで最も快適だったかもしれない。

新作UR-150 “スコーピオン”の価格は、PVD加工のない“タイタン”モデルが8万8000スイスフラン(日本円で約1500万円)、先述した“ダーク”モデルが8万9000スイスフラン(日本円で約1530万円)となっている。決してお得とは言えない価格だが、ウルベルクへの愛着とブラックアウトされたデザインへの偏愛を考えると、この時計がウルベルクらしい非常にクールな一品であることは間違いない。